修繕工事中は空き巣に注意!足場からの侵入を防ぐ防犯対策のポイント
お住まいのマンションや一戸建てで修繕工事が行われている場合、「防犯面が心配」「ベランダのすぐ外に足場があって落ち着かない」と感じる方は多いのではないでしょうか。
修繕工事期間中は足場が設置され、建物全体がメッシュシートで覆われることで、空き巣にとって好都合な条件が生まれやすい環境となります。特にマンションの場合、大規模修繕であれば半年から1年程度の長期になることが多く、狙われるリスクが高まります。
本記事では、修繕工事中に空き巣のリスクが高まる原因や狙われやすい家の特徴、実践できる具体的な防犯対策などを解説します。工事期間中も安心して生活するために、ぜひ参考にしてください。
目次
修繕工事中に空き巣のリスクが高まる原因
修繕工事中は、
・足場の設置
・騒音
・メッシュシートによる死角
・工事関係者の出入り
という4つの要因が重なり、空き巣のリスクが高まります。
足場の設置による侵入経路の増加
修繕工事では、建物の外周に作業用の足場が組まれます。本来であれば2階の窓や、マンション高層階のベランダからの侵入は非常に困難です。しかし、足場が設置されることで地面から各階に「地続き」でアクセスできる状態になるため、高層階のベランダや窓まで、比較的容易に到達できてしまいます。
工事中の騒音によるカモフラージュ
修繕工事中は、電動工具の音や資材を搬入する際の作業音など、さまざまな騒音が断続的に発生します。そのため、窓ガラスを割る音やドアの開閉音など、通常であれば不審に感じる物音が、工事の作業音に紛れて聞こえにくくなります。その結果侵入行為が発覚しにくくなるため、空き巣にとって行動しやすい状況が生まれます。
メッシュシートによる周囲からの死角
修繕工事の間は、飛散防止を目的としたメッシュシート(仮設シート)が建物全体を覆います。外観上は建物全体が死角となり、外部から建物内部の様子が確認しにくくなります。通行人や近隣住民から見えにくい環境ができることで、不審者が目撃されにくくなり、犯行が発覚しにくいという問題があります。
工事関係者の出入りが多く不審者に気づきにくい
工事期間中は、作業員・監理者・資材搬入業者など、多くの関係者が建物内外を行き来します。見慣れない顔の人が複数出入りする状況では、不審者が紛れ込んでも気づけない可能性があります。また、マンションのオートロックが工事の利便性のために常時解錠されているケースもあり、通常よりも侵入ハードルが下がることがあります。
修繕工事中の空き巣に狙われやすい家の特徴
修繕工事の際、以下の特徴に当てはまる住宅は空き巣に目をつけられやすいため注意が必要です。
- 長期不在であることがわかる家
- 窓が施錠されていない家
- 防犯対策が行われていない家
長期不在であることがわかる家
郵便受けに郵便物がたまっている、電気が何日もついていないなど、留守であることが外部から容易に判断できる住宅は標的にされやすくなります。修繕工事中は足場が設置されているため通常よりも侵入のハードルが下がり、工事期間中に留守だと判断された際に侵入されるリスクがあります。長期の旅行や出張などで不在が続く場合は、特に注意が必要です。
窓が施錠されていない家
普段は高層階であることから施錠を怠っていた窓も、足場が設置された工事期間中は侵入経路になり得ます。「高層階だから安全だろう」と油断していると、危険な隙を生みます。ベランダに面した窓や、普段からあまり使わない窓も必ず施錠する習慣をつけることが重要です。
防犯対策が行われていない家
日頃から窓や玄関を開けたままにしていたり、足場から室内の様子が見えたりする住宅は、侵入しやすいと判断されます。一方、警備会社のステッカーが貼られていたり、補助錠が設置されていたりと、防犯対策が施されていることが外部から確認できる住宅は、犯行に手間がかかると判断され狙われにくくなります。
修繕工事中の空き巣を防ぐ防犯対策
修繕工事中の空き巣を防ぐには、施錠の徹底・留守と悟られない工夫・近隣との連携・防犯グッズの活用・ホームセキュリティ導入などの防犯対策を組み合わせることが効果的です。
窓・玄関を常に施錠する
もっとも基本的かつ重要な対策は、施錠の徹底です。外出時だけでなく在宅中も、すべての窓と出入り口に鍵をかけることを習慣化しましょう。マンションの高層階に住んでいる方は、普段から窓の施錠を省略しているケースも少なくありませんが、工事期間中は特に注意が必要です。換気のために窓を開けた場合も、放置せず忘れずに施錠しましょう。
室内灯やテレビの予約点灯を設定する
不在中に室内に「人がいるように見せる」ことは、空き巣への抑止につながります。タイマー機能のある照明器具やスマートプラグを活用し、室内灯やテレビが自動的につくように設定しておきましょう。外から見たときに生活している気配が感じられることで、留守宅を狙う空き巣の侵入を思いとどまらせる効果が期待できます。
挨拶や声がけを意識する
工事関係者や近隣住民と積極的にコミュニケーションをとることも防犯に効果的です。挨拶や声がけが日常的に行われている環境では、見知らぬ人物が目立ちやすく、不審者が近づきにくくなります。
また、住民同士で不審者情報を共有することで、地域全体で危機意識を高められます。
マンションの管理組合や工事会社に対策を依頼する
マンションの管理組合や工事会社と連携して、工事期間中の防犯対策を強化してもらうよう働きかけましょう。具体的には、工事関係者の出入り時間の把握と管理、夜間・休日の見回り強化、防犯カメラやセンサーライトの工事現場への設置などが有効です。住民から声を上げることで、管理組合や工事会社も対応しやすくなります。
窓や玄関に補助錠を設置する
窓や玄関に補助錠を設置することで解錠に必要な時間が長くなり、侵入の難易度が高まります。侵入に手間がかかる住宅は狙われにくい傾向があり、補助錠の存在自体が大きな抑止力にもなります。
窓に防犯フィルムを貼り付ける
防犯フィルムは、窓に貼ることでガラスを割られにくくするアイテムです。防犯ガラス仕様でない窓にも後付けで対応でき、DIYで比較的簡単に施工できます。ガラスを割るのに時間がかかり、無理に割ろうとすると大きな音が出るため、侵入を断念させる効果が期待できます。
※ マンションでは、管理規約上窓や玄関ドアが共用部分と扱われることが多いため、施工前に管理組合や管理人へ確認・許可を得ることが必要です。
ホームセキュリティを導入する
ホームセキュリティサービスは、もっとも総合的な防犯対策の一つです。契約者に提供されるセキュリティ会社のステッカーを玄関や窓に掲示することで、警備中の住まいであることが示せるため、侵入抑止にもつながります。
さらに、万が一侵入者があった場合は、センサーが異常を検知して警報音が鳴り、警備員が現場に駆けつけます。在宅中・夜間・外出中を問わず、24時間365日対応が可能なため、修繕工事期間中の防犯強化として心強い存在となります。
修繕工事中のご自宅を守るALSOKのサービス
ALSOKでは、一戸建て・マンションどちらにも設置できるセキュリティサービスをご提供しており、修繕工事中の防犯強化に有効です。
ホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」
ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」は、「オンラインセキュリティ」「セルフセキュリティ」の2種類から選べます。
オンラインセキュリティは、不審者の侵入などの異常発生時にALSOKが駆けつけて、適切に対処します。緊急時には、非常ボタンを押すだけでALSOKが駆けつけます。
また、スマートフォンで簡単に警備操作が可能で、外出時はワンタッチで警備を開始できる便利な機能もご利用いただけます。
セルフセキュリティは、より手頃な価格でホームセキュリティを導入できるプランです。もしものときはALSOKへ駆けつけを依頼することができます。
ALSOKのホームセキュリティは在宅時も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。マンションを含む共同住宅への設置も可能なため、大規模修繕工事中のマンション居住者にも安心してご利用いただけます。ホームセキュリティの導入を検討している方は、ぜひALSOKにご相談ください。
防犯カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」
ALSOKの屋外対応無線式カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」は、配線工事や難しい設定は不要で手軽に設置できます。人感センサーによる自動録画に対応しており、人の動きを検知するとLEDライトが点灯し、犯人を威嚇するため不審者の侵入抑止につながります。
また、スマートフォンからいつでも映像を確認でき、双方向通話も可能です。万が一の際には、オプションでALSOKの駆けつけサービスを利用できるため、日常の見守りから緊急対応まで、安心をしっかりサポートしてくれる防犯カメラです。
電源コードやLANケーブルが不要で工事の必要がないため、マンションにも設置可能です。
まとめ
修繕工事中は、足場・騒音・メッシュシート・工事関係者の出入りという複数の要因が重なり、通常よりも空き巣のリスクが高まります。被害を防ぐためにもっとも大切なのは、「自分の家は狙われないだろう」という思い込みをなくし、工事期間中は特別な防犯意識をもって行動することです。
まずは施錠の徹底・室内灯の予約設定・住民との連携強化といった身近な対策から始め、補助錠や防犯フィルムの設置、ホームセキュリティや防犯カメラの導入も検討してみてください。また、管理組合や工事会社との連携も、防犯強化において重要な役割を果たします。
修繕工事を機に、ご自宅の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。





















