チームで支える、
誰かにとっての「安心」という日常。
吉島 秀
警送神奈川支社 総合職(警備輸送)
桐蔭横浜大学卒
2023年入社
Interview#06


Talk#01
野球で身につけた責任感が、いまの自分の土台になっている。
小さい頃から野球に打ち込み、中学・高校・大学と、ずっと野球中心の生活を送ってきました。厳しい練習のなかで身についたのは、仲間を信頼し、自分の役割を果たすという責任感。今思えば、こうした経験が今の仕事にもつながっていると思います。
就職活動をはじめた頃は、漠然と「人の役に立つ仕事がしたい」と考えていました。警察官や公務員の道も意識していたのですが、兄や親戚からALSOKの話を聞き、インターンシップに参加してみることに。現場で働く社員の姿勢や空気感に触れ、「この会社なら、自分も成長できるかもしれない」と感じたのを覚えています。
ただ、入社してすぐは戸惑いの連続でした。初めて経験する現金輸送の現場では、ミスが許されない緊張感や、想像以上に細やかな確認作業に圧倒されました。どれだけ野球で鍛えてきたとはいえ、社会人としての責任の重さはまた別のもの。先輩方に支えられながら、少しずつ流れを掴んでいきました。今では、あの緊張感が自分の成長を後押ししてくれていたと感じています。


Talk#02
二人一組で守る、安全と信頼。
その一つひとつが社会を支えている。
現金輸送の仕事は、二人一組で行動します。一方が警備輸送車を運転し、もう一方が現金を扱う。業務中は常に連携を取りながら、「安全・正確・迅速」に作業を進めていきます。やることは決まっていても、天候や交通状況、契約先ごとのルールによって臨機応変な対応が必要になります。
この仕事では、「小さな油断」が「大きなトラブル」につながる可能性があるため、常に緊張感を持って業務にあたっています。例えばATMの現金補充。決められた手順を守るだけでなく、周囲の状況にも気を配らなければなりません。作業中のちょっとした声かけや、確認の徹底が、結果的に大きなトラブルを防ぐことにつながっていると実感しています。
正直、入社前は「黙々と仕事をこなすイメージ」を持っていました。でも、実際にはチームワークが欠かせない仕事です。声をかけ合い、互いをカバーし合いながら業務を進める。その信頼関係が、安全という成果に直結しています。
Talk#03
任されることが増えるたび、自分の成長を実感できる。


2年目からは、飲食店などに設置した当社の入金機の現金回収など新たな業務にも携わるようになりました。業務の幅が広がり、任せてもらえる領域が増えるのは嬉しい反面、「慣れ」による油断が怖いとも感じています。最初の頃はすべての作業に時間をかけ、何度も確認しながら慎重に進めていました。でも、経験を重ねるほどに作業スピードや段取りに自信が出てくる分、緊張感や警戒心が薄れてしまう危うさもあるんです。だからこそ私は、初心の気持ちを忘れず、常に自分に「確認を怠らないこと」を言い聞かせています。
警備輸送は、現金を安全・確実に運ぶだけでなく、その過程において不正やトラブルを未然に防ぐ仕組みが重要です。私たちは記録用のカメラを常に携帯し、作業中の様子を映像として残します。仮に報告書の記入ミスなどが発生しても、映像を見返すことで正確な状況を把握できる。人の手で行う仕事だからこそ、仕組みとしてフォローできる体制があるのは、とても心強いことです。
緊張感を持ち続けることは簡単ではありません。でも、大切な資産を預かる責任ある仕事だからこそ、その緊張感が自分を成長させてくれると感じています。今後は後輩を支える立場としても、基本を大切にする姿勢を貫いていきたいです。

私のPRIDE
この仕事は、社会の“当たり前”を守る役割を担っています。お客様からお預かりした現金や貴重品を安全に届けること。それが誰かの安心や信頼につながっている。誠実に、丁寧に。その積み重ねが私の誇りです。
学生のみなさんへのメッセージ
入社前は、警備輸送の仕事に対して少し堅い印象を持っていました。でも実際には、仲間とのチームワークが大切で、お互いを信頼し合って進めていくやりがいのある仕事です。人の役に立つ仕事をしたい、責任ある仕事に携わりたいと考えている方には、きっと合っていると思います。ぜひ一緒に成長していきましょう。
ある一日のスケジュール
7:00
出社後、制服に着替える。ミーティングを行い、当日の業務を確認。
7:30
資金管理の部門から運搬物を受け取り、輸送車に積み込む。
8:00
支社を出発、ATMや企業を巡回し、現金等の補充や回収を行う。
12:00
昼食休憩
13:00
午後もATMや企業を巡回し、作業を行う。
16:30
帰社後、回収した現金等を資金管理の部門へ引き渡す。
18:00
報告書の作成や翌日の準備を行い、業務終了。スーツに着替えて退社。